街道レーサー史に名を残す
センス抜群のケーニッヒ10ソアラ登場




 目に飛び込んでくるインパクト抜群のシルエットフェンダーは、かつて特別な仕様として街道レーサー乗りが憧れたケーニッヒ仕様だ。フロントのブリスターも凄いが、やはり注目すべきはリアフェンダーのボリューム感にある。
 分かりやすく仕様を伝える定番のダクト入りシルエットフェンダーの出幅は、10ソアラのフォルムを崩すことなく調整。ちゃんとドアの開閉ができるように、作り込まれている点も素晴らしい。



 外装系を詳しく見ていくと、フロントバンパーに10ソアラ用ヤマトスポイラーを加工・装着させ、ボンネットはフェンスポとダクトによってギミックに構成。ヘッドライトにはフィンタイプのマスクを装着させ、2本ダクト入りの彫りの深いフェンダーはスターレット・ワークスオバフェンを加工していた。


 一方、リアについてはセブンパネ+ケーニッヒウイングの組み合わせで、ケーニッヒブリスターとのボリューム感に合わせてセット。フルスモークのテールの奥には、丸型6灯のポーターテールを埋め込む鋭い演出を施す。また、10ソアラ乗りなら気づいていると思うが、リアウインドウをパネル埋めして、Bピラーを幅広に強調している処理もポイント。こうすることで、より2ドアとしてのスポーティで美しいフォルムとなる。
 結紐レーシング・勝麻さんの10ソアラは、当時っぽさを感じさせながらも、現代の街道レーサーとして荒削りな部分を整えた。各パーツはプレスラインをしっかり作り、意識する必要のある箇所にパテによる美しい処理を施す仕上げがキマッている。



内装は当時のまんまといった仕上げ。ホーンボタンがカーボーイというのもわかるヒトには伝わるマニアックさを演出する。

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