今回紹介するのは、ボディカラーを爽やかな水色にオールペンしたジャパン。この色は80年代に流行った大人気カラーなので、当時を知る者にとっては懐かしさを感じる仕上げだ。
全体的な印象はオバフェン+シルエットボディによって、迫力が増すように作られている。デッパには懐かしの「夕やけニャンニャン」の文字を入れてアピール。この部分だけで、オーナーの年齢がなんとなく分かる。
パーツはほぼ自作で、フロントグリルとヘッドライトは430用を移植。自慢のポイントとしては、いさぎよくも大胆な加工を加えたフロア突き抜け竹ヤリマフラーである。
内装は紫のチンチラ張りで、その丁寧な作り込みからはオーナーの愛情をこれでもかと感じる。改造費はそれほどかかっていないが、その分、手間と時間はハンパなく費やしたそうだ。
ヤンキーが大好きな紫色のフルチンチラ張り! ハンドルは定番の小径ウッドだ。
ホイールは1円玉ホイールとして有名なSSRのマーク1を履かせている。
ワークスオバフェン&シルエットの組み合わせがとてもカッコイイ。ライトジャケットを装着させているところにもオーナーのセンスの良さを感じる。
さりげなくレーシングラインを入れているのもポイント。フロアから突き出したピンクの竹ヤリマフラーも強烈に主張している。