すべて自作というオーナー渾身の1台
昭和改造車ならではの演出にも注目

 沼津414レーシング所属のたかぴさんのY30セドリック。シャンパンゴールドの渋いボディカラーと当時感たっぷりのエクステリアの演出が俺たちにとってたまらない魅力を放つ。
 ボディリメイクを基本としているものの、もちろんベースにしたエアロパーツがある。このY30には、当時一世を風靡した定番ヤマトのフルエアロキットを装着。そこにオリジナルのアレンジを加えている。
 そのアレンジとは一目瞭然のデッパである。自作でさらにダクトを入れているのがポイント。オイルクーラーは定番の横長が魅力のFC用をセットしている。
 一方、テールについては、セブンパネに加えて、自作テールカバーのアレンジによってオリジナリティを演出している。3つ星の加工テールがブレーキを踏んだ際のアイポイントにもなる。ちなみにこのテール、よく見ると、左の真ん中だけハート型になっている。こういうお茶目な遊び心があるのも昭和車の改造ならではの演出といえるだろう。
 ほどよく下がった車高は、ダウンサスを2巻きほどカットしたスタイル。ショックは強化品ではなく、あえての純正ショックのまま、ふわふわな乗り心地を楽しんでいるそうだ。
 内装はチンチラ張りで、ウッドステアリングに流星灯、つり革、灰皿といった街道レーサーらしい定番グッズで飾っている。

ヤマトのフルキットをベースにオリジナルで自作加工を加えて改造を楽しむたかぴさん。街乗りもできる街道レーサー仕様としてセンス良くまとめられている。内装は真っ赤なチンチラをセンターコンソールに敷いているが、それ以外は出来る限り純正パネル状態をキープ。Y30純正の内装はオーナーも好きなので、なるべく加工しないでアレンジを楽しんでいるようだ。
サイドはノーマルフェンダーを加工してダクトをセットした物。エッジを強調するデザインを採用している。

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