
今回紹介するオーナーも、そんな西部警察・大門団長の大ファンだったひとり。オーナー自らが団長ルックで登場するあたりからも強い想いを感じる。さらに愛車は、あの西部警察特装車スーパーZをモチーフに、街道レーサーとしてアレンジを加えたマシンだったから驚きだ。
オーナーと話をしてみると 「実際にテレビに登場したクルマと同じ仕様を作ることはむしろ簡単。だけど、それでは面白くないので、スーパーZの特徴的な部分を忠実に再現して、改造好きをうならせる仕様にするべくリメイクを施しました」という。
西部警察スーパーZのレプリカ的なマシンだが、ガルウィングにしようとすると色々手間がかかるので、それっぽく見えるようFRPパネルをセット。ドアのラインと繋げることで一体であることを強調する。また、センターには、スーパーZと同じくパトライトを追加装着させている。
迫力たっぷりのバンパーは、昔の過激な改造車に見られたラッセルバンパーとして製作。スポーツカーらしく6連ダクトを設けているのもこのマシンの特徴といえるだろう。
オーバーフェンダーはスーパーZと同じくZワークス用で、テールはアイローネにポルシェウイングの組み合わせでキメている。サイドの窓については、ホンモノはダクト形状になっているが、このマシンでは街道レーサーらしいお洒落な3連星の遊び心をアイポイント的にいれている。
黒金の西部警察スーパーZレプリカ。街道レーサーとしてのアレンジを加えた姿は凄まじい。竹ヤリは1.3m物を左右2本ずつ合計4本セットしている。
内装は赤チンチラ張り。さりげなく、CB無線も搭載していた。
Tバールーフはこんな風にアレンジを加えている。立体的に作っているのでガルウイングのようにも見える。
このバンパーの迫力はハンパない!! ラッセルバンパーとはよく言ったものだ。