今回のチャンプロード撮影班★潜入レポートは、パーツ製作の裏側をレポート。旧車會仕様でお馴染みのパーツは果たしてどうやって作られているのか? 普段なかなか見ることのできない製作工場を拝見!! 協力してくれたのは、数多くの旧車用パーツを手掛けているパーツファクトリーだ。
ここでは品質重視の考えから、自社管理、自社生産にこだわっている。
今回、パーツファクトリーからは、大ヒットアイテムであるチェーンケースの製作工程を見せてもらった。
これがチェーンケースを作る材料。材質にこだわった特別な鉄板だ。
これをレーザーカッターの台にセットする。切り出すための準備というわけだ。
しっかり台座に納まるように微調整を加えていく。誤差が許されない作業だ。
次にロゴデザインをデータで取り込む。これがかなり時間がかかる。
このように旧車會チームオリジナルのロゴも作製可能。今回は特別にチャンプロードロゴにしていただいた。
チェーンケースにロゴを入れる。最終的に抜く部分の確認作業を画面で行う。
パソコンの準備が出来たら、完成データをマシンに送る。ここからすべて全自動だ。
スイッチを押すと、レーザーカッターが作動。あっという間にロゴを切り出していく。
レーザーカッター作動中。光線を絞り込むことで切断する仕組みだ。
今回は抜き文字と線文字の両方を作ってもらった。ちなみに車種はゼファー用だ。
カッターによって切り出しが終わったら鉄板から外し、バリ取りを行っていく。
次にプレス機を使って形を作る。刃先で傷を入れないようにシートを巻く。
シートを取り付けたらプレスする。これで形はほぼ完成。
このチャンプロードロゴの複雑な★もしっかり抜くことが出来る。墨文字もイケるらしい。
プレス後にメッキをかけて磨き上げれば完成。よっぽど複雑なロゴでなければ、旧車會チーム用のオリジナルチェーンケースも作ることが可能。ロット数は20本まとめてという形になるが、チーム全員で揃えれば、これは目立つしカッコイイ。チーム単位でオーダーする場合はステッカーデータが必要になる。