これぞTHE街道レーサーといった仕上がり。パッと見てベースに使っている車種が判別できるオーナーは少ないはず。

 特徴はAピラーとBピラーにあって、トヨタ人気の3兄弟ということはわかるが、それだけでベースを当てられたならクルマを良く知る玄人さんだ。実はこのクルマ、ベースはGX71クレスタで、徹底的なカスタムを施したこだわりの一台だ。 改造はとても大掛かりで、フロントは大きく張り出したデッパに加えて330丸目のフロントフェイスを移植し、それに合わせたロングノーズ化でバランスを整えている。フェンダーアーチもきっちり作り込んでいるため、すべてのラインが美しく整った見事な作りだ。

 また、気づいている方も多いと思うが、リアもフツーではなく、フロントと同じく330テールを埋め込み、自然な形に見えるようワンオフパネルで成形。まさかこれがクレスタなのかと思うほど違った印象を与えている。 パープルとシルバーのカラーリングも実にカッコよく、フェンスポ、LBダクト、3分割、シルエットウイング等の組み合わせによって、街道レーサーであることを思いっきり主張している。

 オーバーフェンダーは迫力重視のサバンナワークス。そこに収めるホイールはF10J、R11JのSSRマークⅡ。タイヤはトーヨーで前後とも225/40-14を履かせて、ベストバランスの引っ張り具合をキープ。フェンダーのアーチに沿う形でギリギリを攻めたクリアランスにしている。

内装はワンオフシャンデリアにパトライト、LOVE灯に小径ウッドステアリングの組み合わせ。シートは真っ赤なチンチラ張りにしている。
搭載している1Gエンジンは基本的にスタンダードだが、点火系を強化し、サクションパイプをアルミ製に交換し、むき出しタイプのエアクリーナーをセットしている。
フロントはロングノーズ+デッパに加えて丸目タイプの330フロントフェイスを移植。パッと見てクレスタとは思えない演出を施している。
テールは330用をフル移植している。GX71クレスタらしさはまったくない。マフラーは6気筒エンジン搭載だけに左右6本出しだ。
やはりこのスタイルならばシルエットウイングがよく似合う。逆にこれがないと寂しすぎるかも。


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