街道レーサー界において不動の人気を誇るGZ10ソアラ。当時、ラグジュアリーなスペシャリティーカーとして皆が憧れた。4ドアならマークⅡ、チェイサー、クレスタ、だが2ドアならやっぱりソアラでしょ!!
そんな憧れから、当時のスタイルにこだわり、日の出暴走時代を彷彿とさせる仕上げを施したのが金山ファクトリーのマシンである。一見シンプルなように思えるが、わかるヒトにはピンとくるGX71チェイサー用のリップスポイラーをはじめ、サイドステップは当時物であるヤマトのスポイラーをセットしている。
ポイントを絞り込むことで、必要最小限の改造で目指すべき仕様を表現する。金山ファクトリー製作のソアラは、そこの処理のうまさが際立っている。
フロントフェンダーにはサメエラとも呼べるダクトを配置。スポーティな演出を施す。
リアから見るととてもシンプルな作り込み。ウイングも付けていないので、ごく普通のソアラのように見える。フロントとのギャップを楽しむスタイルだ。
インテリアはフェラーリホーンボタンのステアリングにアルミ製ロングシフトノブ、そしてアーム式の灰皿をセット。オーディオも当時物だ。
ホイールは懐かしい前後9JのSSRマークⅡをセット。自走できるように適度なツライチ加減をキープさせる。
マフラーは定番のストレートパイプをデュアルで装着。この細さが良いのだ。
今後はテールをポーターから流用して取り付ける予定。いわゆるポーターテール仕様にするそうだ。