かつて暴走族の間ではあたり前となっていた円談(えんだん)という行事がある。これは、メンバー全員で円を作り、その円の中で自らの気合を言葉に変え、激しく叫びながら自己紹介を行うという行為である。

今となっては、暴走族自体の激減によって見ることも無くなってしまったが、かつては大きな集会があると、この円談は必ず行われていた。

そんな暴走族伝統の行事である円談を、令和時代でも見ることが出来るという情報をキャッチ。場所は、北関東は栃木・小山市。そこで開催される花火大会の夜だという。そこに現役の族チームが集結。花火大会を見に来る大勢のギャラリー、そして取り締まりの警察がひしめく中、熱く弾けた集会を潜入レポートする。

栃木・小山の花火大会に族が集結
真夏の風物詩「円談」で吼える!
 7月下旬。北関東・栃木で花火大会が開催される夜、JR小山駅前は涼しげな浴衣を着た若者達や家族連れでにぎわう。その一角に、特攻服を纏った若者達が集まって来た。彼らは現役バリバリの暴走族で、北関東エリアで伝統の有数チームが集結した。

 駅から屋台が並ぶ大通りを練り歩き、夜空に色鮮やかな花火が打ち上がるのを合図に、彼らはニッポン伝統の“恒例行事”を執り行なう。真夏の風物詩、暴走族の「円談」だ。  この「円談」は花火大会の夜に地元を愛する暴走族が集合し、OB・OGや一般ギャラリーの前で行なわれる。チーム仲間と特攻服を身に纏い、捻り鉢巻で髪を整え、棒灯を振り揺らしながら練り歩き、円陣の中で大声を張るのだ。

 どうやら、これは毎年の恒例行事になっているようで、この日ばかりは住民の皆さん、そして警察の方々も承知。温かい目で見守ってくれている。


※動画を再生すると音が出ます。ご注意下さい。

 単車と仲間を愛する暴走族の同志が集結し、お互いのチームをアピールしながら己の魂を鼓舞する伝統行事。大輪の花火を見上げ令和最初の夏祭りを祝いつつ、ニッポンの伝統である族の「円談」が、今後も次世代へ継承されることを願っている。
夕刻にJR小山駅前へ集合し、特攻服を纏い大通りを並んで練り歩く姿にギャラリーの視線が集まった。
暴走族が円陣を組んで
「円談」が始まった!

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