街道レーサー業界の有名車の登場だ。チャンプロードにも度々登場する京葉ワークスの看板車であるマツダ・コスモAP。さすがにチームを代表するマシンだけに、作り込みが凄まじい。

 紹介したコスモとは若干、改造するポイントとアプローチが違っていて、こちらはコテコテというよりは、ツボを抑えた正統派のリメイクといえるかも知れない。いずれにしても、どちらもカッコ良い事には変わりなく、オーナーの考え方によって様々な仕様、スタイルが存在している点が改造車を見る楽しみでもあるわけだ。 詳しい仕様を見ていく。まず、外装はシルバーフレークとミッドナイトパープル+ガラスフレークによって特別な輝きを放つように工夫。ライン取りにこだわり、星をボンネットにバランスよく描く。 チンスポイラーはハコスカ用を流用加工して取り付けている。エンジンもイジッていて、搭載するロータリーエンジンのタコ足は12Aのデュアルに変更し、フルストレートマフラーで抜いている。 ワークスオバフェンはサバンナ用を加工装着。あえてのリベット留めはオーナーのこだわりで、当時感を残す仕様であることの証にもなっている。また、コスモではありえない車高の低さにも注目してもらいたい。 内装はシンプルで基本的に純正のままをキープ。シートも純正のままだ。唯一、モモの29φ小径ステアリングと水中花のシフトノブのみ交換している。また、リアトレーに置かれた懐かしのスピーカーにも注目してもらいたい。 この計算つくされたラインの入れ方に注目してもらいたい。装着するパーツ構成を考え、形状を熟知しているからこそ、絶妙なバランス感覚でカッコよく仕上げることができる。 リアは3分割延長ウイングを装着。けっこうキツイ角度で跳ね上げている。そして、厚みがあるのも特徴といえる。注目度の高い完成フォルムを考えて計算しつくした外装パーツを装着。すべてこのクルマ用のワンオフモデルであることはいうまでもないだろう。 ホイールは街道レーサー好きにとっての憧れであるシャドウレーシングを履かせている。イザナミワンオフ製作でリムの深さはフロントが11J、リアが13Jというド迫力モデルだ。 さすがにチーム代表のマシンは作りそのものが違う。こだわりのポイントだらけで、そのカッコ良さに魅了される。パーツのチョイス、魅せるペイントなど、改造に長けたオーナーが作るとバランスよくまとまる。この街道レーサー、業界でも当然一目置かれた存在である。

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