これほどまでマッチョなZ31は見たことがない。シルエットカーのZ31というのは珍しいが、それよりも驚くのが、やっぱりこのプロポーションだ。その作りはスーパーカーといっても良いだろう。
外装に大きな変化を与えるエアロパーツを色々と装着しているが、そのすべてがオヤジの自作だという。実は、このZ31のオーナーは弱冠22才の女性で名前はレイナさん。お父さんと共通の趣味を持ち、このマシンを譲り受けて乗り回しているそうだ。
とにかく目立つ仕様を追及したため、色々なパーツがデカくなっている。フロントノーズ、ブリスターフェンダー、リアウイングと、その大きさに圧倒される。この状態で、しっかり走れるように作っているから凄い。
また、製作者がヤンチャなお父さんだけあって、リアクォーターにドリンクホルダーをマウント。べつに無くてもいいけど、ここは不良のノリと遊び心だと理解してもらいたい。
エンジンその他はノーマルで、足回りはタナベのダウンサスを装着。ホイールはマークⅢを履かせてタイヤはブリヂストン製のレインタイヤを装着している。このレインも今となってはコレクターが喜ぶレアパーツとなっている。