一体感を重視した作り込みのシルエットカー
装着したパーツの段差を隠す工夫が随所に施されている
 昭和を代表する名車として人気のLBセリカ。それを街道レーサー王道のシルエットカーとして作ったのだから目立たないわけがない。  製作したのは今から6年ほど前とのこと。こだわったのは、とにかく硬くて壊れない作り。この手のクルマの多くがペラペラのFRP製で外観のみとりあえず成形するが、このセリカのボディはとにかく硬くなるようFRPを通常より多く重ねて強度を確保。  したがって高速走行時も不安感なく走ることができ、思いのままカッ飛ばせる。ちなみに強度抜群で割れない、壊れないエアロはオーナーの手による自作物だという。  実はベースとなるFRP成型を硬くすると、その後の加工がとても難しくなる。オーナーいわくちょっとやりすぎて、ボディ成形、ライン出しがとにかく大変だったそうだ。ただ、それでも根気よく作ったボディは物凄く強さを誇り、6年たってもひび割れすらない。  ボディは斬新なフラット基調のシルエット。セリカのボディに合わせて流れるラインも強調しつつ、ワイド感を演出。後付け感が出ないようボディ一体となるように、段差はパテによって取り除いた。ボディが相当ワイドなため、ウイングも通常のクルマなら巨大になってしまうが、このクルマだと程よくベストマッチのサイズだ。  エンジンはタコ足を交換し、竹ヤリマフラーを装着。プラグコードやストラットタワーバーも追加。キャブ仕様でソレックス44φを装着している。  足回りはTRDショートショックに、スプリングはノーサスという昭和のシャコタン車ならではの仕様。乗り心地の悪さは、限界まで車高を下げる男気のために我慢するところだ。  内装はTRDフルバケ、MOMO28φステアリング、シフトポイントインジケーター付きのドラッグメーターまでセットしている。  

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