現在の旧車會で人気を集めている単車の歴史を振り返る!!今回はホンダHAWKシリーズに注目する。
ホークシリーズが最初に発売されたのは、1977年5月25日。ヨンフォア(CB400FOUR)の後継車としてデビューした。
初期型は、やかんタンクと呼ばれた丸いタンクが一番の特徴。さらに外観で一番分かりやすいのはフロントブレーキで、Tバブはシングルディスク。車体番号の打刻形式はCB400T1000001~。
外装はCB900、750Fなどにも似たヨーロピアンスタイル。ギアが5速から6速になり、フロントブレーキがシングルからダブルディスクに変更となった。車体番号の打刻形式はCB400N1000001~。
ホークの上位車種として発売されたモデルで、外見上のNバブとの違いはリアがディスクブレーキでエンジンは黒塗り、キックがない。ただし逆輸入車はリアがドラムブレーキの車種もある。車体番号の打刻形式はNC04-1000019~。
ホークⅡのボアダウンしたものなので、それほど大きな差は無いが、初期型にはスポークホイールのタイプもある。車体番号の打刻形式はCB250T1000001~。
こちらもホークⅢのボアダウン版で差異は少ないが、400ccが前輪19インチ/後輪18インチなのに対して、250ccは前後とも18インチなどの違いがある。車体番号の打刻形式はCB250N1500001~。
根本的な400ccと250ccの装備の違いはあるが、加装はスーパーホークⅢとほぼ同様。逆輸入車だとほぼNと一緒なのもスーパーホークⅢと同じだ。車体番号の打刻形式はMC03-1000019~。
スーパーホークのシリーズには限定カラーがいくつか存在する。よく知られているのはR仕様だが、さらに限定200台程度で生産された[中部限定カラー]がある。タンクとアルフィンが赤×白のツートンで、シート脇とスポークが赤でペイントされているのが特徴。現物があれば相当なお宝だろう。