CR
マジすか…早熟な不良エリート小学生でしたね。タバコの銘柄は、何だったか覚えてますか?
CR
大人の味ですね。先輩の吸い方を、見よう見マネな感じで?
橋本
ハイ、最初は口に入れて吹かす感じで、肺まで吸うと咳き込んじゃうんで(笑)。
橋本
しばらく吸うのヤメて、また普通に吸い出したのは小5からですね。
橋本
ハイ。親のタバコを拝借したり、まだ当時は子供でも自販機で買えましたから、色んなタバコを吸ってみました。
CR
早くも気分は大人ですね。やっぱり不良に憧れてましたか?
橋本
あんまり不良に憧れてたワケじゃなかったです。でも親と買い物や外食に出かけたりする時、地元を暴走族が特攻服で走ってるのを見かけて、「カッコイイな」と思ってバイクにも興味ありました。
CR
ホンダのカブとは、シブいデビューですね。キッカケは?
CR
♪盗んだバイクで走り出す…15の夜。青春お約束の尾崎ソング系ですね(笑)。
橋本
それまではチャリでしたけど、「やっぱバイクは速いなぁ」と感動しました。
CR
感動的な乗り物ですよね。カブの後も、バイクに乗ったんですか?
橋本
バイクよりケンカでしたね。中学同士のケンカが多かったです。
橋本
地元の本庄・児玉の周りだと、美里・神川とかでしたね。中学でグレてる奴を見つけたり、「ドコ中で、誰がケンカ強い」みたいな噂を聞いては相手を探してケンカしました。
橋本
一方的に勝利が多かったです。不良グループと当たっても、「俺はコイツ、お前はアイツ」って相手を決めて、結局タイマンで勝ちます。
CR
戦う相手を分担して、個人レベルでも強かったワケですね。
橋本
そんなケンカばっかりしてたから、ちゃんとバイクに跨ったのは遅かったんです。
橋本
地元に暴走族がなくて、自分らの先輩達はギャングが多かったですね。