旧車會には様々なスタイルが存在している。カラーリング、デザインも含めてオーナーの数だけ個性的な単車があるのだ。独自の文化によって発展し、進化を遂げる旧車會仕様。このコーナーでは、十人十色、情熱を注いだ旧単車カスタムの凄い世界を紹介しよう。
あの伝説マシン片山デサントカラーを
カウルに描く
Kawasaki
ZEPHYR400
Owner:平成のチャラ男
Team:激動
街道レーサーに興味を持つヒトなら、このカラーリングを見たらピンとくるはず。外装に描くこのカラーリングは通称デサントカラーと言われている。時代は1970年代、グラチャンで盛り上がったサーキットにおいて数々の伝説を作った1台のロータリーマシンが存在した。それがチーム片山のマツダRX-3だった。圧倒的な強さを誇ったハコスカGT-Rの連勝記録をストップさせ、新しい時代を切り開いたマツダRX-3というクルマの存在は当時の若者達に憧れを抱かせるマシンだった。
今回、ここで紹介しているカワサキ・ゼファー400は、そんな歴史を作った伝説のカラーリングをモチーフにした車両である。片山レーシングの象徴であるグリーンにイナズマデザインを入れた外装は、大胆さをアピールする旧車會仕様にベストマッチする。なんとなくレトロな模様に感じるそのスタイルも昭和の特攻単車として強烈なインパクトを放っている。オーナーは平成のチャラ男さん、ゼファーの改造内容はそれほど多く無くても、このカラーリングの採用によってひと際注目すべき異彩を放っていた。
外装はロケットカウルに片山デサントカラーの象徴であるイナズマラインを大胆に描く。
深緑×黄緑の外装カラーは自家塗装で、タンクからサイドカバー、フロントフェンダー、テールカウルまで統一している。
装着している蛍光黄緑の三段シートは、1m仕様のタックロールだ。
マフラーはトップガンマフラーを装着。軽快なコールを奏でる。
ハンドルは三協製の黒メッキモデルに交換している。走りを意識させるローマウントポジションがポイントだ。
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