様々な仕様が存在する旧車會。その様子は族文化とは違って、個性豊かなカラーリングやデザインによってアピール度を高めている。誰よりも目立つために工夫を加え、独自の進化を遂げる「旧車會カスタム」その凄さを紹介していこう。
HONDA
CBX400F
Owner:K.BREAK大林一樹代表
Shop:大阪魔人
これぞ関西を代表する旧車會仕様
魔人ファイヤーが眩しすぎる!!
独特の文化圏を持つ関西にあって、旧車會的な特徴と言えばやはり『CBXの優位性』が挙げられる。現役時代の単車といえば空冷4発・4サイクルエンジン搭載のCBX400Fだった!! という旧車乗りは多いはず。
その絶対数の多さから、関西圏にはCBXに精通するお店がたくさんあり、それぞれのショップが競い合い、独自にアレンジを加えたカスタム仕様を生み出している。
そうした関西のショップにあって、ひと際異彩を放っているのが、大阪魔人だ。現行車カスタムにも力を入れている同店だが、もちろんCBXに関してもお手のモノ。
魔人ファイヤー、角刈りテールなど独特の言語感覚もさることながら、個性的な色彩やネジ一本、バネひとつに至るまで精査する、厳しい目で取り組む単車作りによって熱狂的なファンも獲得している。
ひと目で「魔人の単車だな」と分かる個性は、目の肥えた関西のCBXオーナーをして「大阪にいたら一度は魔人の単車に乗ってみたくなる」と言わしめる魅力を秘めている。
今回ご紹介するのは、日本を代表するVIPカー界のカリスマ、Kブレイクの大林一樹代表が所有している愛車。エンジンのオーバーホールからパーツ選択、外装、ビス一本に至るまで大阪魔人プロデュースの「魔人コンプリート」で仕上げている。カスタムに精通する有名人ですら魅了する”大阪魔人”の魅力とはナニか?この写真からぜひ感じてもらいたい。
チェーンやチェーンカバーもすべてペイントし、カバー類はちぢみ塗装。シリンダーヘッドは2色で塗り分けた凝った作り込みを施す。
メーターパネルも当然リペイント。文字盤には大阪魔人とK.BREAKのダブルネームを入れる。
タンク上部にはビリケンレーシングのメンバーの証であるステッカーを貼っている。
三段の裏側にはK.BREAKのロゴをペイントしている。
これぞ浪花のCBXや! と言わんばかりの存在感を放つ!!
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