様々な仕様が存在する旧車會。その様子は族文化とは違って、個性豊かなカラーリングやデザインによってアピール度を高めている。誰よりも目立つために工夫を加え、独自の進化を遂げる「旧車會カスタム」その凄さを紹介していこう。
KAWASAKI
ZEPHYR 400
Owner:村田
Team:秋田旧二輪硬派集団「Ring」
Shop:ガレージRing

日章+和柄の外装が日本の魂
カワサキ・ゼファーのFX仕様!
 東北・宮城サザンサーキットで開催されたNM5オールド・バイク・ミーティングにて、日章に花札が舞う和柄バイクが目立っていた。ベース車のカワサキ・ゼファーはチャンプロード的に、かつて現行車と呼ばれていたが、見事にFX仕様へと仕上げたこの勇姿は、令和となった今ならば旧車と呼んで良いだろう。
 オーナーの村田氏は、東北連合の秋田旧二輪硬派集団「Ring/リング」に所属する。今後のカスタム予定は、「ライトBOXのスイッチ類もメッキ塗装したい」と話す。

日章+花札を描いた和柄の外装は、ガレージRingのペインターへで氏によるペイントだ。ジョーカーズのデュアル・ロケットカウルに、シビエ・ヘッドライト&カバー、旗棒も装着する。
オイルクーラーはアールズ製で、純正のホイールやブレーキキャリパーをメッキ塗装した。
赤いグリップのアップハンドルは、トロピカル30cm仕様を愛用する。ホワイト文字盤のメーターは、260km/hスケールでスポーティだ。
燃料タンクは紅白の日章をベースに金ラインを引き、花札の絵柄が全面に舞っている。
サイドカバーはBEETアルフィン仕様。よく見ると、フレームもメッキ塗装されてピカピカだ。
赤×金パイピングの三段シートは川口50cm仕様で、サイドや裏面に桜吹雪が舞う。社外テールカウルは10cm延長したケツ上げ仕様で、FXのクリアなテールランプを移植した。
エンジンは黒×赤に塗り分け、純正のケイヒンCVKキャブも上下をメッキ塗装した。
メッキのマフラーは、ワルツ機械曲げ管を鳴らす。純正サスやスイングアーム、リアのホイールもメッキ塗装済み。
ケツ上げしたリアのフェンダー内側には、友好チームのステッカーを貼ってアピールする。


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