世の中にはユニークな発想で作られた単車がたくさん存在している。カッコよさを求める旧単車浪漫がある一方で、インパクトを重視して、目立つためのリメイクを施した単車を生み出す人達もいる。このコーナーでは、そんな面白くてスゲェー旧単車の世界をお見せしましょう。
夢は100連装らっぱ達成だ
単車、四輪ともに独自の改造文化を生み出してきた旧車會。その伝統は今も脈々と受け継がれ、現在でも特殊な車両を数多く見ることができる。
そうした伝統文化を継承するスタイルがある一方で、新しいスタイルを流行らせようとする動きもある。それはまさに改造文化のニューカマーと呼ぶにふさわしい姿。おそらくこんな仕様は見たことない「らっぱ連装」スタイルである。
チャンプロードのツーリングレポート中に何度も見かけたが、この姿は数ある旧車會チームの中でもかなり異色。新しい風、スタイルとして編集部も大注目した。
チーム名もそのまま「らっぱ隊」。撮影車両のテール左右に取り付けられているラッパの総数は驚きの50個。しかも、ボタン操作によって、すべてのラッパがしっかり鳴るように作り込まれているのも凄い。
このラッパが奏でるメロディは暴走定番ソングである「ゴッドファーザー」だけでなく「クワイ河マーチ」「ラクカラーチャ」の3パターン。これらをボタン一つで自由に変えるシステムが付いているから面白い。
たくさんのラッパを付けていても、鳴らなければ意味が無いというのがチームリーダーのこだわり。どうせたくさんラッパを付けるなら、奏でる音にもバリエーションを持たせたいということから、こうしたサウンドの振り分けスタイルが完成した。
現在のメンバーは4名で、残り2台の単車も急ピッチで製作に入っているとか。目立つ精神を剥き出しにするなら、今一番ホットなリメイクがラッパ仕様と言える。チームリーダーの話によると、目指すは100連ラッパというから凄すぎる。
「ゴッドファーザー」「クワイ河マーチ」「ラクカラーチャ」の3パターンのバリエーションを持つ。
こちらはリーダーのCBX。ラッパ連装の持ち上げっぷりが凄まじい。
改造文化の新たな潮流、いかがだっただろうか?
編集部では今後もこういった面白単車に注目、どんどん紹介していくぞ!
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