様々な仕様が存在する旧車會。その様子は族文化とは違って、個性豊かなカラーリングやデザインによってアピール度を高めている。誰よりも目立つために工夫を加え、独自の進化を遂げる「旧車會カスタム」その凄さを紹介していこう。
ブルーとピンク色の兄弟車は、爆発シャーク仕様の外装がお揃いで目立つ。オーナーは兵庫・南戯鎖会のHKサン&めぐめぐサンだ。この2台とも外装は、HKサンが代表を務めるHK.KOOBOがペイントした。それぞれの外装色に合わせて、ヘッドライトやウインカー、グリップやスタンドまで徹底的にカラーコーディネイトを施している。彼氏と彼女で2台仲良く愛車を並べれば、兄弟車ならぬペアルック車で強烈なインパクトを放つ。
HKさんの愛車ヤマハRZは、キャンディーブルー+0.2mmラメの爆発シャーク外装がインパクト大だ。アルミ製パーツは全てワンオフで、アルマイト加工も施している。エンジンは350ccボアアップ仕様で、マフラーはミズノのイモ管を鳴らす。
ジョーカーズ・イノウエのフルカウルに、マーシャル・ヘッドライト、ピヨピヨを装着。ワンオフ製作したトップブリッジ、ハンドルを愛用する。
足まわりはRZ250Rの3HM(1988年発売のRZシリーズ最後の型式)を移植した。フロントは17インチホイールにブレンボのキャリパー、TZRの大径Wディスクを流用し、BEET強化サス+オーリンズで足下を仕上げた。
サイドカバーはBEETのアルフィンで、XJRのステップを流用した。
リアカウルはカワサキZIIタイプで、1mの三段シートが迫力アリ。
女性オーナーめぐめぐサンの愛車スズキGSXゴキも、HK.KOOBOでペイントした爆発シャーク外装だ。0.2mmラメ+キャンディーピンク仕様で、ヘッドライトからホイール、フレームやグリップまでピンク色で全身コーデしている。
外装はジョーカーズ・イノウエのフルカウル、マーシャル・ヘッドライト、Zファーザーのハンドルを装着。よく見るとシャークの目が❤マークで可愛らしい。
星キャストのホイールは18インチで、外装カラーに合わせてピンク色にペイントしコーデした。
ラメの敷き詰め具合にコダワリながら、ギラギラと光らせて魅せる。アディダスのロゴ文字も、スポーティなアクセントだ。愛用の黒いマフラーは、ゴイスー管を鳴らしている。
テールカウルは羽根タイプで、70cmの三段シートを装着した。