様々な仕様が存在する旧車會。その様子は族文化とは違って、個性豊かなカラーリングやデザインによってアピール度を高めている。誰よりも目立つために工夫を加え、独自の進化を遂げる「旧単車カスタム」その凄さを紹介していこう。
福岡らしい
バクハツジョーズカラーのゼファー
これは一度見たら忘れられない!!
 九州は福岡県、ここは独特のスタイルで楽しむカスタム単車が数多く存在している。そのオーナー達のテーマは「目立つためにナニをしてどうするか」で、そのための改造手法を考えて実行に移す。
KAWASAKI ZEPHYR
Owner:5914
Team:スターダスト

 今回紹介するスターダスト5914さんのゼファーは、まさに福岡を代表する仕上がりを見せる1台だ。伝統のバクハツジョーズカラーを奇抜なカラーリングによって仕上げ、より一層目立つための工夫を施している。これぞ我が単車といわんばかりに挑戦的なインパクトを放つ単車スタイルは、とてもカッコ良い。
 九州地区では、旧車會仕様も独自性に富んでいて、他ではあまり見かけない派手な原色やパステルカラーにペイントした単車が多い。そして、ロケットカウル装着車の場合は、ジョーズ顔を描き、遊び心で魅せるスタイルも昔から変わらず流行っている。
 この仕様、そもそもの原点は、紛れもなく戦時中のアメリカ軍の戦闘機・爆撃機に描かれていたもの。それらの画風を参考にアレンジが加えられている。  ひと口にジョーズ顔といっても、そのスタイルは様々で、このバイクの場合は、イエローの下地にレッドのバクハツマークとジョーズ顔を組み合わせたアイコンとしている。  また、ロケットカウル下部、タンク、テール裏に星がマーキングされているが、これはオーナーが所属している「スターダスト」のチーム名を表した証ともいえる。  単車のスペックについては、カウルがイノウエ耳カットタイプで、ロボットハンドル、カヤバサス、CBXテール、50センチ三段シートを装着。マフラーはスネーク管で、細かなパーツを含めて、あらゆる部品にメッキ処理を施している。特に目立つのが各ケース類、BEET製のポイントカバーに加えてスイングアームだ。  車両下側のパーツをメッキにすることで、ペイントは派手さを引き立てるよい効果が生まれる。より目立つための工夫というのは、カラーリングだけでなく、こうしたセットパーツの処理も含めて考えることが大切だ。それが、つまり他人よりも目立ちたいという意思の現れとして見えてくるわけだ。

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