旧車會には様々なスタイルが存在している。カラーリング、デザインも含めてオーナーの数だけ個性的な単車があるのだ。独自の文化によって発展し、進化を遂げる旧車會仕様。このコーナーでは、十人十色、情熱を注いだ旧単車カスタムの凄い世界を紹介しよう。 HONDA CBX400F Owner:KTS Team:KOLORS RACING CLUB Shop:オートショップKTS Area:茨城
茨城県のオートショップKTS ×カラーズ塗装の黒・白1型
連載の第201回を迎えた旧単車浪漫は、北関東・茨城オートショップKTSのホンダCBX400Fが登場だ。老舗・カラーズで塗装した外装カラーは、黒・白1型にカスタムペイントを施した。 コミネのデュアルカウルにシビエのヘッドライト&カバー、サムライスポーツのステアリングダンパー、前後タイヤに「KOLORS RACING CLUB」ロゴをホワイトレターで施した。 燃料タンクの上には「CBX」ロゴだが、サイドカバーのロゴは「CBX400R」のオリジナルだ。ハンドルはCBR400F用に換装済み。 黒い三段シートはマーズ製40cm仕様で、裏にチーム毘沙門天のステッカーを貼って存在感を出す。テールカウル、スモークランプもBEET製を愛用する。 前後ホイールは苦労しながらもCBR用を移植し、ブレーキはドリルド・ディスクを履く。サスはNSR用を加工し装着している。 エンジンまわりは全てフィンカバーで統一し、マフラーはワルツ機械管を奏でる。 右リアに紫の回転灯、左リアに白いチェーンカバーも装着する。 今後のカスタム予定は、「CBXにCBRの部品を移植し、さらにCBXらしく自分の好きな仕様にカスタムしたい」とオーナーは話す。