ニッポンの伝統である暴走族の文化を起源に、旧車會カルチャーが海外で注目されている。そこで、このコーナーでは、我々の知らない世界の旧車會事情を「旧車會・ザ・ワールド」と題して紹介。第11回は東南アジアのタイ人、Yasakaサンの熱いバイク魂をクローズアップする。 


ヤサカさんの愛車は、1981年から2007年まで製造されたヤマハRXS115(1983年式)だ。日章カラーのロケットカウルに桜が舞い、茶色い三段シートの後ろに海老テールカウルも装着。日本の暴走族仕様をよく勉強して作られている。
よく見ると、スクリーンやサイドカバーに「チャンプロード」のステッカーを貼っている!! このデザインのチャンプロードステッカーは貴重だ!!





外装のロケットカウルやテールカウルは、コダワリのハンドメイドだ。リアカウルは延長し反らせ、海老テール仕様になっている。
彼の自宅は、まるでニッポンのヤンキー部屋。壁に飾ったロケットカウル、コルク半、特攻服、パチンコ台まで輸入して揃う。
我らが不良のバイブル「チャンプロード」の雑誌も数多く所有し、愛車カスタムをインスパイアする参考書として自慢のコレクションだ。 
特攻服は白いロング丈、ショート上着の2着を愛用している。背中や胸にチーム名「第七期 天邪鬼」、日本語の台詞も見える。
タイ人のヤサカさんは、部屋の写真を見ても分かるように、ニッポンの不良カルチャーが大好きだと話す。不良のバイブル「チャンプロード」の雑誌を輸入して愛読し、愛車カスタムの参考書にしているそうだ。「微笑みの国」で知られるタイ王国は、日本と同じ東南アジア圏でほど近く、国民の9割以上が仏教徒の親日家でもある。
彼の愛車は日本のヤマハ製で、1983年式のRXS115。そのカスタム仕様と特攻服ファッションは、まさに日本の暴走族・旧車會をリスペクトしている熱意が一目瞭然だ。日章に桜が舞うロケットカウル、富士日章デザインの燃料タンク、アップハンに三段シート、海老テールカウル、砲弾型マフラーまで改造レベルが高い。
