

「18歳でクルマの免許を取って、社会人1年目の23歳で初めて買った愛車がハコスカでした。48年前のスカイラインは、四角いシルエットに四角いテールランプ。近年のスカイラインとはだいぶ印象が違うかも知れませんが、私が女子高生17歳の頃から憧れていた“ハコスカ”です」
「中身が現代風とは言い過ぎですが、キャブからインジェクションに変更したおかげで、いつでもセル一発始動の快適仕様です。これからも長く付き合っていくために、適度に乗ってコンディションを維持していこうと思っています♥」と話す。
初の愛車のハコスカとは、社会人になって約14年を一緒に走って来た。旧車ファン誰もが憧れる名車だけに、今後も人生のパートナーとして長く乗り続けて欲しい!

ピンク色のストライプ柄ワンピースの下に、ブルーデニムの裾をロールアップして重ね着スタイル。モフモフのヘアバンドにイヤリング、カントリー調のネックレスも女子らしい。
足下はフラットなブラウンのパンプスで、マニュアル車のハコスカを乗りこなす。
あぐサンの愛車は昭和47年(1972年)式で、型式GC10・排気量2800ccの日産スカイライン・4ドアだ。外装カラーはローズレッドパールで、日産シルフィに使用されているオプション色でオールペン済み。
フロントのチンスポイラーは角度を立て、路肩の段差も難なくクリアできる都内の街乗り快適仕様を目指した。
リアのオーバーフェンダーは、2ドア用のセミワークスを加工して、ちゃんとドアが開いて乗れるセダンの実用性も兼ね備える。
ホイールはワーク・エクイップ01(9J×14-20)、タイヤはルッチーニ/LUCCINI Buono Sport(205/60R14)を履く。
リアには44年テールを装着し、フジツボ製のW出しマフラーを鳴らす。

ボンネット内にはL28型エンジンを搭載し、ソレックス44φキャブレターからインジェクション仕様に変更済み。フルコンピュータHaltechで制御し、夏・冬もセル一発でエンジン始動するので、気軽にドコでも出かけられるそうだ。
トランクを開けるとスペアタイヤと工具、燃料ポンプも設置されていた。

スパルタンなインテリアはNARDIステアリング、Racepakデジタルメーター、水中花シフトノブ、BRIDEセミバケットシートを愛用している。旧車ならではの暑さ対策で、足下に冷房も追加した。

