今年も過去最高の盛り上がり!
出展社数426社、906台のカスタムカーが会場を埋め尽くす
 日本最大のカスタムカーイベント「東京オートサロン2019」が幕張メッセで開催された。平成最後となる今年のオートサロンには、自動車メーカーやアフターパーツメーカーをはじめとする426社が出展、展示されたカスタムカーの総数も906台と過去最高を記録。もはや日本自動車産業を代表する国際的なカーショーとして位置づけられている。
 カスタム&チューニングカーのイメージが強い東京オートサロンだが、近年は国内四輪メーカーを筆頭にした様々なメーカーがこぞって出展し、コンセプトモデルや新型車の発表なども行われ、さらなる盛り上がりをみせている。 年々その規模が増す東京オートサロンは、海外からも注目され、世界が認めるカスタムカーの祭典として今年もアジア圏を中心に、アメリカ、ドイツ、フランス、イタリアといった自動車大国のメディアも数多く集まった。 

オートサロンに出展されるカスタムカーは、3つのスタイルに大別できる。
[1]
走行性能などのアップを狙ったチューニングカーまたはレーシングカー
[2]
エクステリアやインテリアなど、見た目や質感にこだわったドレスアップカー
[3]
キャンプなどアウトドアレジャーを楽しむためのアウトドア系カスタムカー


 この3タイプによってそれぞれ部門ごとのカスタムを施した車両が展示されている。この中にはもちろんチューニングを施してエクステリア、インテリアを着飾りながらもワイルドなカスタムカーも存在する。細かく見ていけば、この3つに分類することも難しいクルマもあるが、それもまたカスタムカーの楽しさの1つである。
 大枠こそあれ、基本的にセオリーなんてものはない。すべては「カッコよければそれで良し」であり「目立ってウケれば成功」という一面があるわけだ。 それぞれが個性的にクルマ遊びを楽しみ、その手段や方法、発想を提供する場!! それこそが東京オートサロン。スタイルの大枠こそあれ、そこは自由であり続けたい。それが世界を魅了するカスタム文化先進国である日本の改造スタイルというわけだ。

これは派手なマセラティ・グランツーリスモGTだ。
ワークスフェンダーも取り付けている。

子供が喜ぶプーさん仕様のランボルギーニ。
まさに世界に1台だけの仕様だ。

フルカーボンボディで製作されたダッチ・チャレンジャー。これぞアメリカンマッスルカーといった雰囲気だ。
GRブースに置かれていた懐かしのスープラ。グループAの富士通テン70スープラを筆頭にGT選手権で活躍した80スープラも並ぶ。
リバティウォーク自慢の族車スタイル。アドバンカラーのハコスカだ。会場でも注目されていた。
ベンツのG63ゲレンデのマットスタイル。これはイカツくてカッコ良い。
エルティードが作った欧州車テイストのステップワゴン。外装パーツはすべてこのクルマ用にワンオフ製作したものだ。
元祖VIPワゴンとして作られたオデッセイ。
今の時代に逆らったシンプルかつ迫力あるスタイルに注目だ。

オレ仕様の俺のムーブ。オールワンオフで内外装とも作り込んでいる。インパクト抜群のカラーリング、配色にも注目してもらいたい。
パステルカラーが目立つムーブ。このマシンもドレスアップを得意とするエルティ―ド製作の1台だ。
近年増え続けている旧車もズラリと展示。
往年の名車はやっぱりカッコイイ!!

フェアレディZのGノーズ。やっぱこのスタイルに憧れる日産ファンは多い。とても美しいスポーツカーだ。
このエスティマのペイントはとてつもなく凝っている。あらゆる技術の集合体だ。
軽トラもアクティブに仕上げるとカッコイイ!!
遊びクルマとしての新しいジャンルを切り開く。

国際情報工科自動車大学校が製作したパトカー仕様のカスタムカー。オリジナルフレームにナローデフ等、まるでストックマシン、ゼロヨンマシンのような作り込みだ。
このFD3Sも国際情報工科自動車大学校が製作したモデル。助手席にVRシミュレーターを搭載しているユニークなマシンだ。
これもスゴイ!! 福島県理工専門学校が手掛けたカスタムエルフトラックのチョップド仕様。こんなローダーを持っていたらお洒落だ。
こちらはKブレイクの軽トラ。とってもセンス良くキマッている。
こちらはビーキャスのデモカー。履かせているホイールに注目!! 新作の鉄チンモデルだ。
わかるヒトにはわかるステッカー。旧車好きのKブレイクならではだ。
これは86がベースになっている。リフトアップ&ピックアップ化させ、フロントマスクはランボルギーニ・ウルスをイメージして作ってしまった。
NATS日本自動車大学校製作のRX-8ベースのスーパースポーツ。新しいRXの称号を持つマシン復活を願っての作品だ。
こちらもNATS日本自動車大学校製作。ベースはなんとトヨタの商用バン・プロボックスというから凄い発想力だ。
キャンピングカーというよりは移動ホテルといった感じのハイエースを発見!!
このFC3Sはとてもカッコ良い。
ノーズの作り込みにぜひ注目してもらいたい。

30BMWのブリスターフェンダースタイル。
この走り屋仕様は憧れる。

こちらはベンツのブリフェン仕様車。
迫力のルックスがたまらなく魅力的。

ワイドなインテグラーレを超ワイドにリメイクしたマシンだ!!
次のページへ続く!

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