様々な仕様が存在する旧車會。その様子は族文化とは違って、個性豊かなカラーリングやデザインによってアピール度を高めている。誰よりも目立つために工夫を加え、独自の進化を遂げる「旧車會カスタム」その凄さを紹介していこう。
YAMAHA
CB250T&GS400に続いて
東京・板橋区の新河岸で、モノクロな和装を纏うRZが暗闇に佇む。
「暴走族の頃から旧車會の今も変わらず、GSやバブと同じ板橋仕様で3兄弟に仕上げました。コダワリは3台とも、車体を変えてあることです。板橋の暴走族は、ロケットカウルやリーゼント風防が禁止でした。このRZはロケットの角度を上向きにしたら前が見にくいので高く上げて、ブチ上げロケットの取り付け作業に苦労しましたね。さらに今後も兄弟車を増車するかも?」と話す。

黒いブチ上げロケットカウルには、「帝國陸海軍大元帥萬歳」の白い文字と、板橋総本部「愛羅武勇」のステッカーが際立つ。日の丸と日章旗が揺れる下には、フロントフェンダーに「祈武運長久」の願いも見える。

黒ベースの燃料タンクは「憂國迎撃隊」を左右に、上には“玉砕”の魂を綴った詞が白い文字で踊る。ペイントショップ・イヤーズが手がけた塗装で力強い。ハンドルはブチ上げを運転しやすいように、しぼりアップハン仕様を愛用する。
黒×白のロング三段シートは、Kスタイル製の1.4m仕様。裏にも「板橋・愛羅武勇」の精神が宿っている。
ロング・テールカウルには「皇國民の信念」が綴られ、リアビューに憂國の精神を強烈にアピールする。
サイドカバーはBEET製。キャブレターはRZR用70φに換装済み。
マフラーはゼンシン製、芋ロング特注クロスメッキ管だ。左リアに拡声器も鳴らす。