様々な仕様が存在する旧車會。その様子は族文化とは違って、個性豊かなカラーリングやデザインによってアピール度を高めている。誰よりも目立つために工夫を加え、独自の進化を遂げる「旧車會カスタム」その凄さを紹介していこう。
HONDA
夕暮れ時の河川敷に佇むスーパーホークは、英神會に所属するイチケン氏の愛機。東京・板橋の新河岸、S.G.Sガレージでカスタムしたシンガシ仕様だ。
グラデーションの紫×黄色ソリッドのファイヤー外装は、MARSが手がけたペイント作品らしく秀逸で目立つ。
フロントはイノウエタイプのロケットカウルに、シビエのヘッドライト&フォグランプ、BEETフェンダーを装着する。白いホイールでまとめた足まわりは、トリプル・ディスクのブレーキに、ダンロップTT900の18インチタイヤを履く。
ハンドルはタナハンで、ミラーはビタローニだ。燃料タンクにはシンガシ、マーズ、黄金世代のネーミングが並ぶ。
リアは鮮やかなイエロー色の三段まんじシートに、ケツPテールカウルやクリアウインカーをセットした。
換装した400ccのエンジンはチヂミ塗装を施し、マフラーはシンガシ110φメガホン管を鳴らす。
サイドカバーはアルフィンをボディ同色に塗装し、サスはコニーをチョイスした。