様々な仕様が存在する旧車會。その様子は族文化とは違って、個性豊かなカラーリングやデザインによってアピール度を高めている。誰よりも目立つために工夫を加え、独自の進化を遂げる「旧車會カスタム」その凄さを紹介していこう。
SUZUKI
紅白のカラーリングを纏ったGSは、昭和のヒーロー『仮面ライダー』が駆るサイクロン号をイメージして製作された。オーナーうっちー氏は、少年時代に憧れたバイクを再現すべく、約4年前から製作をスタートし、そこから1年ほど期間・手間を注ぎ込み完成させたという。外装はオール自家製でDIY塗装し、仮面ライダーの変身ベルトを流用した面白いギミックもテールランプに搭載している。今後は「ショッカー仕様のバイクも製作したい!」と話す。
オーナーが小・中学生時代に憧れた『仮面ライダー』のサイクロン号をモチーフに、約1年もの製作期間を費やし完成させ3年ほど所有する愛車だ。
当時物コミネのロケットカウルをショート加工し、耕運機から流用したコンパクトなWヘッドライトをセット。サンキョーレーシングのウィリーハン、黒革40cmの三段シート、オーリンズの別タンク式サスを装着した。
サイドカバーとフロントカウルには、サイクロン号のエンブレム入り。ポイントカバーはBEET製で、マフラーはDS管を鳴らす。
最大の改造ポイントは、このテールランプだ。仮面ライダーの変身ベルトの玩具から風車をヒントに、パソコンの冷却ファンを流用し、内部のモーターを12V用に変換し、ブレーキをかけると光りながらクルクル回転するのだ!