様々な仕様が存在する旧車會。その様子は族文化とは違って、個性豊かなカラーリングやデザインによってアピール度を高めている。誰よりも目立つために工夫を加え、独自の進化を遂げる「旧車會カスタム」その凄さを紹介していこう。
SUZUKI
ロケットカウルにファイヤーは定番の旧車會スタイル。だが、その表現方法は様々で、そこが面白いところでもある。
また、改造の方もマニアックで、定番パーツ以外に足回りはGT750のサスを流用している。こうした鋭い改造を楽しむことが出来るのも、パーツのことをよく理解している証である。
ロケットカウルに描かれた勢いのあるファイヤーは昔ながらのスタイル。ボカシの入れ方もポイントだ。
タンクの上には粋な言葉が入っている。現役時代の特攻服に入れていた言葉なのかも。
ハンドルはタメハンを装着している。ロケットカウルのセット位置も含めてバランス感覚が抜群だ。
真っ白の三段シートはKスタイル製の延長60㎝。カウルのセットポジションにも合わせた設定だ。三段の角度にもこだわっている。
マフラーはトロピカルメガホンマフラーを装着。サウンドもルックスもよくマッチしている。
このミラーを見ると、どれだけ大量のラメが使われているかがわかる。まさにギンギラギンだ。
すべてがバランスよくセットされたパーツ。熟練オーナーのコーディネイトは流石である。