様々な仕様が存在する旧車會。その様子は族文化とは違って、個性豊かなカラーリングやデザインによってアピール度を高めている。誰よりも目立つために工夫を加え、独自の進化を遂げる「旧車會カスタム」その凄さを紹介していこう。
HONDA
まずは単車のカラーに注目してもらいたい。ひと口に紫といっても様々な色があるが、このバブの紫はラベンダー紫とも表現できるような淡い色が特徴。ペイントデザインに採用したラインもしっかり主張できるようにと、メリハリの効いたカラーリングにしている点も注目だ。
フレーム、フロントフェンダー、ホイール、タンク、アルフィン、テールと各セクションごとに微妙に色合いを変えている。
センス良くセットされた風防。ボディカラーの紫、深緑の風防タレに赤いウインカーがよく似合う。
風防の内側にはCDデッキをマウントしている。若干ハンドルが重たくなるものの、ご機嫌なサウンドを聞きながら単車を流せる。
懐かしのグーチョキパーミラーを装着。
三段シートはKスタイル製の墓石三段モデルだ。エッジの効いた長方形が特徴だ。
テールカウルに加工を施し、クルマで言うところのハイマウントストップランプも装着している。
燃料タンク上部に貼った「全日本RACING連盟 峡東連合」のステッカーが誇らしげだ。
エンジンは250ccでオーバーホール時にヘッド部をホワイトにペイントした。
とてもセンス良くまとめられたラベンダー紫+ホワイトアレンジのバブ。昭和の雰囲気を感じさせる作りだ。