様々な仕様が存在する旧車會。その様子は族文化とは違って、個性豊かなカラーリングやデザインによってアピール度を高めている。誰よりも目立つために工夫を加え、独自の進化を遂げる「旧車會カスタム」その凄さを紹介していこう。
KAWASAKI
Z250FT
Owner:チェリー
丁寧に一粒ずつ貼り込む愛情モデル

 この車輌はとても斬新な仕上げ。ベースはカワサキのZ250FTだというから、その選択も渋い。単車としても珍しいが、それ以上にインパクトが強く、見る者を圧倒させるのがボディ全体に敷き詰めたスワロフスキーラインストーンによる装飾だ。
 使用しているスワロフスキーラインストーンはすべてがホンモノ!! 種類もオーロラ、ルビー、クリスタル、ゴールドの4色を組み合わせてデザインしている。  この仕様が完成するまでに費やした時間と費用……時間については、入院中にコツコツやったので、それは置いておく。費用はカワサキの名車であり、現在高騰中のZⅡが買えるほどだという。単車の仕様にもこだわり、ハンドルはトリマゼ、シートはタックロール、アルフィンはBEET、ホイールはキャスト、外装はZⅡのホンモノを装着している。  排気量306㏄のエンジンはFCRキャブも絶好調で「180km/hも出せます!」という。  高速走行時にスワロが飛んでいく……ということもあるかも知れないが、何せ3万粒もこの車体に貼り付けているので、1個、2個なくなったところで気にならないそうだ。 メーターは漢数字と初音ミクのステッカーで飾られている。光輝くスワロにばかり目が行くが、こうしたさりげない遊びも見逃せない。  この発想はどこから生まれたかというと、実はクルマのカスタムでお馴染みのギャルソン(DAD)が以前にメルセデスSLベンツでやっていたのを見かけて思いついたそうだ。
 時間をかければ何とかなると思っていたらしいが、実際にはじめてみると……心が折れてめげそうになるくらい大変だったという。

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