様々な仕様が存在する旧車會。その様子は族文化とは違って、個性豊かなカラーリングやデザインによってアピール度を高めている。誰よりも目立つために工夫を加え、独自の進化を遂げる「旧車會カスタム」その凄さを紹介していこう。
HONDA
昼と夜で別の表情、二面性を併せ持つホンダCBX。そんな単車のオーナーは茨城の旧車會チーム「雑音」のグッチー氏だ。キャンディグリーン3本巻きライン×薔薇のレース柄、カラーメッキを取り入れた外装はトップワンでペイントした。
清楚な昼とは対照的に夜ともなれば、流れるLEDテールランプが妖艶なレインボーの光を放つ。
トップワンでペイントした外装はキャンディグリーンの3本巻きラインが目にも鮮やか。ベースに白い薔薇のレース柄で個性を主張する。
デュアルのロケットカウルはジョーカーズのコミネタイプ。シビエのヘッドライト&カバー、BEETフロントフェンダー&サイドカバー、アールズ・オイルクーラー、教習ハンドルを装着する。
三段シートはオオカワ製の50cm延長。BEETテールカウルにクリアレンズを合わせた。
エンジンやホイールもグリーンのカラーメッキを塗り分けた。黄色いマフラーは、マッドスターのイノガニ管を鳴らす。左リアのチェーンケースはCBX400Fのロゴ入りだ。
愛用するコルク半も外装と同色でペイントしコーディネイトした。
白い薔薇のレース塗装はさりげなく夜に花咲く。グリーン色のカラーメッキを塗り分けた外装とブラックバディーにて施したコダワリのカスタムで魅せる。
今後の予定は「現状はLEDテールだけなので、フルLED化してナイツー仕様にしたい」と話す。さらなるLEDカスタムの進化を楽しみに待ちたい。