今年も東京ビッグサイトで開催された「東京モーターサイクルショー2018」。
まさに世は空前の絶版車ブームというだけに、最新モデルが発表される中、メーカー、ショップから絶版車オーナー向けのパーツ、アイテムがたくさん提案された。
そして、今年は話題のカワサキZ1の正統な後継車であるZ900RSに関するネタが豊富だったので、気になる単車、パーツをチェックしていく。
会場に展示されていた珍しいビンテージバイク「陸王」。米国ハーレーダビッドソン社から正式にライセンスを得て生産された国産ハーレーだ。
1935年に日本製品としてのイメージを高める意図で名前を公募し「陸王」という日本名のバイクが誕生した。最近の話で陸王といえばクツ…と思ってしまうが、そうではありません。
バイク乗りならカッコつけたい。ファッションにもこだわりを持ってキメたいものだ。
これがカワサキZ900RSだ。クラシカルな雰囲気を漂わすスタイルである。
Z1からインスピレーションを受けたティアドロップフューエルタンクやエンジンカバーをはじめ、テールカウル、ホイール、ボルト類に至るまでこだわりが詰まっている。ライムグリーンのカウル付きはZ900RSカフェというモデルだ。
ヤマハのブースはレトロ感たっぷりの雰囲気。RACERであるYZR500を展示して、その周辺にツールボックスとウェアを置く。憧れのガレージを彷彿とさせる作り込みだ。通りかかった来場者も必ずパシャリとして見入っていた。
PMCのブースに展示されていたZ900RSのカフェレーサー。
ロケットカウルにシングルシートの姿がカッコ良すぎる。70年代テイストたっぷりな仕上げである。
PMCといえば再生復刻パーツでお馴染みのメーカー。このZ1は、そんな復刻パーツを使って完全レストアした車両だ。現代の再生技術はスゴイ!!
このRIDEZのバイクも、漂うオーラが凄まじい。
国産車ではないが、とにかく外装ペイントの作り込みがハンパない。
こんなカフェレーサーを国産絶版車で作ったらカッコ良いかも。
70年代のデザインの定番ヘルメットとしてお馴染みのBELL。STARⅡのレッドが限定販売されていた。サイズはM/L/XLがあり、価格は3万4000円だ。ちなみに、隣のマットブラックも限定品だ。
BELLのジェットヘルシリーズといえば500-TXJだ。小ぶりな形状が魅力的。
これは凄いマシンを発見!! Z900RSのMk.Ⅱ仕様。角タンク、サイドカバー、テールカウルがカワサキKZ1000Mk.Ⅱのようになっている。さらに、エンジン脇に装着している装置に注目。これはスーパーチャージャーである。
ドレミコレクションのプロトタイプという事だったが、キットとして販売を予定しているかも?
このチェーンオイルに注目!! なんと飛び散らないというのが売り。チェーンの細部に素早く浸透し、潤滑被膜を作ることで、飛び散りを無くしたという。これは試す価値ありだ。価格は1800円ということだった。
今回はたくさんのメーカーから新型のリチウムイオンバッテリーが登場した。さすが、従来のバッテリーと比べると1/3程度の軽さ。容量もあるので交換したくもなる。ただ、ネックは値段が高い…こと。
このヘルメット、見覚えありませんか!! そうです「バリバリ伝説」のグンヘルです。これを見て懐かしさを感じるなら40歳代でしょうね。
グリップに取り付けるミラーを発見!! 好みがはっきりと分かれるが、カフェレーサースタイルであれば、これはアリかも知れない。
とってもカラフルなヘルメット。キャラクターや文字が描かれていて、とてもユニーク。この状態で販売されている。ヒトと違う物を求める個性派にお薦めだ。
これはアライのヘルメット。とてもスポーティなジェットヘルだ。大きな星が良い感じのクラシックスタイルだ。
アウトドア仕様のクロスカブを発見!! 釣り竿までセットしている。テント搭載で宿泊可だ。
ブルドックのGT-M001Z1-Rだ。メインフレームは20箇所以上補強を入れている。シートレールも新造しているらしい。タンクはオリジナルのアルミ製を使っている。
ACサンクチュアリーのRCM-400 Z1-R。最新のスーパースポーツバイクとして製作。YZF-R1俊政+オリジナルスイングアームなど、ワンオフパーツ満載の車両という事だった。
とてもカッコイイZ1。ACサンクチュアリーのRCM-412 Z1というらしい。フレームはワイドレイダウン加工を施し、エンジンは1045㏄、マフラーはチタンでEXマニもチタンだが、こちらは手曲げだという。凄すぎる。
ビスポークのカタナ。カスタムの枠を超えるをテーマに製作する極上のマシンだ。
オーリンズのブースに置かれていたクールなZ。作り込み度が物凄い。
タミヤのプラモデルコーナーに置かれていたレーサー。ホンダ、ヤマハのファンなら購入しておきたい。