会期:2/10(土)2/11(日)2/12(月)
関西最大級のドレスアップ/チューニングカーの祭典「第22回大阪オートメッセ2018」が2月10日、11日、12日の3日間、大阪市のインテックス大阪で開催された。出展社数は357社、出展車両台数は639台。今年は「ひろげる・つながる・クルマのワクワク」をキャッチコピーに掲げ、クルマとカスタマイズの楽しみを来場者に伝えた。
1997年1月に第1回目を開催してから今回で第22回目の開催となった大阪オートメッセ。来場者数は年々増え続け、去年は22万3983人で今年もそれを大きく上回る来場者数を達成し、日本を代表するカスタムカーの祭典として、東京オートサロンと同様に世界中のメディアが注目する大規模イベントになった。
このイベントに訪れた人達がみんな言うコト!! それは、とにかく今年の会場はヒト、ヒト、ヒトの大混雑だったのが印象的。初登場お披露目マシンが多いこと、そして、カスタムカーへの期待値、コンパニオンなど、すべてをひっくるめて興味の対象。場内の通路は広めに作られていたが、それでもギャラリーで溢れかえっていた。

大阪オートメッセではカスタムを施した単車も展示。ハイレベルな眩しい単車は会場でも話題に!! まさにインスタ映えするバイクは、その目の前を通るほとんどのヒトがスマホでパチリとしていった。
この芸術的な単車を製作したのは京都のテクニカルサービス本多を中心としたカスタムビルダーだ。旧車會において知らない者が居ないほど有名な彼らの作る単車は、日本の旧車カスタム界を代表する作品である。
外装を含めてあらゆるパーツがフルメッキでピカピカに輝くマシン。遊び心満点の仕上げである。
こちらはCBXについては特別なこだわりを持つテクニカルサービス本多によるカスタム車。マットブラックにピンクラインのCBXは段差を無くしたライン処理を施す。一方、カウル付は現代カフェレーサーとして提案された珠玉の1台である。
タンクとカウルに注目してもらいたい。ただのペイントではなく、うっすらとコカ・コーラのロゴマークが隠されている。
大阪でシビックといえば環状族を思い出す。このクルマは、その時代を彷彿とさせる。シルバーのEGシビック、ブラックのEFシビック、そして懐かしのバラードCRXと、すべての車両のエンジンにカリカリのメカチューンが施されている。
会場でひと際目立っていたのがカスタムハーレーだ。オーナーはKブレイク代表の大林さんであった。すべてがワンオフの作り込みは憧れる。
軽トラ軍団が登場!! 今年もハロースペシャルは思いっきり目立っていた。新作のブリスターフェンダーキット装着車も続々と増えている。軽トラは海外には無い文化なので、実は世界のメディアも大注目しているスタイルなのだ。
デコトラも登場。荷台は日章スタイルで、ヤンチャに攻める装飾を施す。 
ダイレクトカーズのアルヴェルエース。魅力はナンといっても優雅の極みを演出した内装。ゆったりの電動キャプテンシートは、飛行機のファーストクラスを彷彿させる心地よさである。
ハイエースも様々なスタイルのカスタムカーが展示されていた。トランスポーターとして便利に快適に使うことが出来る装備の提案が多かった。仕事のクルマとしてもちょっと憧れるスタイルだ。