開催日:2018年1月28日(日)
新春の恒例イベントになっている旧車イベント「JCCA ニューイヤーミーティング」が今年もお台場で開催された。
主催は日本クラシックカー協会(JCCA)であり、イベントの歴史は古く、なんと1977年から開催しているというから凄い。まさに老舗のヒストリックカー・イベントである。
このイベントでは、ショップだけでなく、個人オーナーも自慢の愛車をお披露目するスペースを設けているのが特徴。参加規定は、1979年までに生産されたクルマとなっている。この年式までのクルマとなると、日本が高度成長期に突入し、あらゆる産業が発展し、好景気に沸いた時代のクルマということ。
具体的には日産・スカイラインやトヨタ・セリカ、三菱・GTO、マツダ・コスモスポーツ、スバル・360など121台がエントリー。どの車両もオーナーの愛情が注がれ、ピカピカに磨き込まれた極上車であった。
会場入口のゲートをくぐって驚かされるのがデコトラが目の前に飛び込んでくる光景。しかもこのトラックはあの「トラック野郎 一番星」号だ。
圧倒的な存在感で特別なオーラを放っている。電飾をすべて点灯させた姿を見たかった。 
やっぱりニューイヤーミーティングはレア車が数多く集まる。存在そのものが貴重なクルマはもちろん、当時の懐かしいスタイルを再現したレーシーなマシン達も展示。これらはショップではなく、すべて個人所有のクルマというから凄い。オリジナルからイジッたクルマまで、バリエーション豊かな旧車が集まるのも、このイベントの魅力だ。
このイベントに訪れる人達のお目当ては懐かしの昭和車見物だけではない。同時開催されているスワップミートで掘り出し物を購入するのも忘れてはいけない。むしろ、これだけを目的に訪れる人もいるくらいだ。

スワップミート会場とは、愛好家達で結成されたチームでの参加が可能なスペースのこと。会場の四隅を覆う形で配置されたショップブースとはまた違う雰囲気で、他ではなかなか見ることのできない昭和レトログッズが並べられている。
ただ古いというだけでなく、クルマ好き、バイク好きにとって魅力的な物ばかりが販売されているので、この会場は終日、熱気ムンムンの状態だった。 
レイトンハウス、アドバンカラーと懐かしのカラーリングを施したマシンも勢揃いした。
ほど良い大きさで軽快に走る名車サニーがずらりと並ぶ。
これは珍しいケンメリのワゴンだ。RSワタナベのホイールもよく似合っている。
これもレア車のガゼールのブリスターフェンダー仕様。