
会期:10/27(金)~11/5(日)
東京モーターショーは、自動車産業の枠を超えて、さまざまなアイディアやテクノロジーを取り入れ、“これまでのモビリティの価値を拡張していく”というビジョンを掲げ、大きく生まれ変わり始めた。
世界初出展/World premiere…東京モーターショーで初披露
「TOYOTA Concept-愛i」シリーズを代表する四輪モデルで、“未来の愛車”を具現化。ドライバーの感情認識や嗜好推定を行なう「人を理解する」技術をコアに、自動運転技術を組み合わせてドライバーを安全・安心に導く。
3代目の新型センチュリーは、トヨタのヘリテージを継承しながらも、高い環境性能や搭乗者の快適性を追求したパッケージを実現。新しい魅力をプラスした内・外装デザイン、先進・快適な装備を採用し開発された。
1955年(昭和30年)に誕生して以来クラウンが積み重ねてきた伝統に、将来のモビリティ社会で求められる革新性を融合した。走行性能の追求とコネクティッド技術の進化、その両輪で開発されたコンセプトモデルだ。
レクサスのフラッグシップ・セダン「LS」の将来像を示し、最先端の技術を搭載したコンセプトカーもワールドプレミアで登場。先進的で威厳あふれるデザインに、2020年の実用化を見据えた自動運転技術も搭載する。
1963年(昭和38年)発売のダイハツ「コンパーノ」を思い出す。“アクティブシニアのためのコンパクト4ドアクーペ”をテーマにデザイン思想を継承し、1000ccターボや1200ccハイブリッドのパワートレーン搭載も可能。
将来のニッサン・インテリジェント・モビリティを見据えて、「クルマとドライバーがより繋がり、もっとクルマで移動したくなる」…そんなクルマを具現化し、「Together we ride」を楽しめるコンセプトカーだ。
マツダの「魁/KAI」コンセプトは、次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X/スカイアクティブ・エックス」や、深化した“魂動デザイン”を採用。塊感が力強いスタイリングで、繊細な光の動きが生命感に溢れている。
マツダが2010年から追求する“魂動デザイン”を深化し、さらに次世代デザインを具現化したビジョンモデル。日本の「引き算の美学」を体現しつつ、シンプルでスピード感あふれる流麗なクーペのフォルムがセクシーだ。
EV専用プラットフォームを採用し、AI(人工知能)技術を用いた「Honda Automated Network Assistant」を搭載。“一心同体”のドライビング体験を楽しめるスポーツカーと、都市の移動に便利なコンパクトカーを提案する。
スバルのハイパフォーマンス・カーの将来像を示すコンセプトモデルにも注目したい。外観デザインは「DYNAMIC×SOLID」で表現し、水平対向エンジン+シンメトリカルAWD、高性能アイサイトの自動運転技術も搭載する。
ミツビシはEV技術やSUV開発で培った四輪制御技術を進化させ、クロスオーバーSUVタイプのハイパフォーマンスEVを展示していた。次世代のAI(人工知能)技術も搭載し、新ブランドを象徴するモデルとして期待しよう。
スズキのブースでは、軽トラックのキャリイを発見。軽トラ市へ出店を想定したコンセプトモデルだ。当然ながら仕事専用ではなくレジャーにも使える。荷台に果物・野菜を積んだ移動販売車で、流行のスムージーが好きな女性の注目も浴びていた。 
大手自動車メーカー以外のカロッツェリア展示で異彩を放っていたのが、イケヤフォーミュラのスポーツカー。自社開発した世界初の特許技術シームレス・ドグミッションを搭載し、マニュアル操作で公道走行が可能だ。 




