開催地/福島県リンクサーキット
穏やかな秋晴れの中、福島県はリンクサーキットにて四輪旧車オンリーのお祭り「旧★フェス」が開催された。公道ではなくサーキットの走行イベントとあって、集まった多くの車両は往年の街道レーサーばかり。
この日リンクサーキットに集まったマシンはみな、普段あまり見かけることのないTHE昭和の改造車だけに、それぞれが個性的でパンチが効いていた。
デッパ、竹ヤリ、ワークスフェンダーが当たり前の会場に、それらを見に来るギャラリーが数多く来場。イベント内容は、オープニングセレモニーに始まり、コース上では全車コースインのパレードランを実施。気合の入ったハコ乗り、タコ踊りにギャラリーも沸いた。
また、中にはタイヤスモークを上げまくる、いわゆる"バーンナウト"を披露するパワフルな街道レーサーも登場。サーキットコース上では、直ドリからの卍も繰り出し、見せ場を作っていた。
駐車場は自慢の街道レーサーが集う展示スペースとなり、レベルの高いマシン達による人気投票も行われた。午後に入ると旧車サウンド自慢が集結。まるで単車のようにコールを奏でる四輪の登場に、場内のギャラリーも沸いていた。
気合のハコ乗りガール。
これは珍しいギャランシグマのワークス仕様。忘れられつつあるベース車だ。
1984年にデビューしたC32ローレル。シルバーと赤のカラーリングは、昭和世代ならピンとくるウルトラマン仕様だ。
これぞ街道レーサーといった仕上げ。福岡仕様を再現するカラーリングだ。
オーバーフェンダー装着のスタイリッシュなソアラ。チンスポがよく似合っている。
京葉ワークスを代表する1台。ブメ目のマークⅡに憧れるオーナーは多い。
関東の有名車。このシルエットの作り込みは素晴らしい。