様々な仕様が存在する旧車會。その様子は族文化とは違って、個性豊かなカラーリングやデザインによってアピール度を高めている。誰よりも目立つために工夫を加え、独自の進化を遂げる「旧車會カスタム」その凄さを紹介していこう。 
外装は敢えてブラック×ゴールドの2色だけで塗装。粒が大きめな角ラメを惜しみなく使うことで、通常のラメとは違う輝き度合いを作り出した。デザイン面でもファイヤーパターンとチェッカー柄を融合し、これらをバランス良く仕上げている。そのコダワリ抜いた愛車カスタムを細かく見ていこう。
外装に粒が大きめな角ラメを使うことで、夜でもゴールドの輝きが際立って見える。ロケットカウルにはブラックのファイヤーパターンに「Hisashi」とさりげなくネームを入れ、マーシャル・フォグやアールズ・オイルクーラーも装着する。
ロケットカウルのスクリーンには、チェッカー柄のブラスト加工を施した。ハンドルはCB750用を流用している。
タンク上にはカスタムペイント「ONE STYLE」×「チャンプロード」のWネームが踊る。左右はファイヤーと「Hisashi」ネーム入り。
サイドカバーのアルフィンも抜かりなく、サスはナイトロンをチョイス。足まわりは当時物のタケガワ、ジャパンチューブのWスタビで強化した。
BEETフェンダー/テールカウル/スモークレンズに、黒い50cm三段シートをセット。往年チームのネーム入り化粧プレートも、リアビューを渋く引き締める。
外装に合わせて、ホイールもゴールド×ブラックにペイント済み。リムに「STREET RACING STYLE GOLD SPECIAL CBX」の文字、ダンロップTT900GPタイヤもスポーティだ。
愛用するコルク半も、黒×金でカラー・コーデ。BEETテールカウルと同様に、「REAL RACING 134(ひさし)」の英数字を入れた。
マフラーはプリティーレーシング、ガニマタブレット管を鳴らす。初期物の「紫美香達」キャブカバー、NC07E/BEETポイントカバーも装着。今後の予定は、「エンジンのオーバーホール」と話す。