開催地/ポートメッセなごや(名古屋国際展示場)3号館
ドレスアップカー、VIP、Kカー、街道レーサーをはじめ、旧車會、カフェレーサー、ポリス仕様と、実に幅広いジャンルの改造マシンが展示されていた。
この名古屋オートフェスティバルは、日本の改造文化、カスタム文化の祭典として開催されている。メーカー、ショップの出店はもちろん、一般の方でもエントリーすることが出来るのが特徴といえる。
オーナー達はこの参加型のイベントにおいて、会場でのお披露目を目指してカスタマイズに励む。その意欲は凄まじく、改造をキーワードとして自由に各々が思い描くマシンを製作。
純粋に“イジること”が好きな人達が生み出すマシンは、奇抜であり見る者を圧倒する。 ※動画を再生すると音が出ます。ご注意下さい。
日本を代表するカスタムの祭典。今回はそこに集まる突き抜けた改造が施された注目のマシンを紹介する。
岡田エンタープライズのブースに展示されたCBX400FとGS400。共に当時スタイルが印象的だ。
デュアルカウルにイエローのマットカラーが印象的だ。エンジンも結晶塗料を使ってマットでコーディネイトする。
とっても斬新なレインボーファイヤーの外装を装着したCBX。フロントホークを含めたメッキのポイントリメイクにも注目したい。
とってもスポーティにまとめているサンパチ。オールレッドに黒のライン塗装が硬派な演出である。メリハリの効かせ方がうまい。
GSにザリ外装を装着する鋭い仕様の単車Gザリ。3本巻きに日章を組み合わせたペイントもイカしている。
当時仕様的な香りを漂わすGS400。紫ベースにラメをふんだんに使った外装がカッコ良い。ハス切りマフラーもポイントだ。
GPX400FⅡとは珍しいベース車。風防に竹ヤリマフラーの組み合わせで硬派にキメる。
強烈インパクトのCB750。Kシリーズをベースにこの外装は凄い。ブルーのヒョウ柄は超目立つ。
こちらもヒョウ柄。同じCB750Kシリーズだ。外装がピンクのこちらはカウルにハローキティを入れた女子仕様だ。
とんでもなく張り出したブリスターフェンダーを装着するインフィニティQ45。ボディが白なので、より大きく見える。
エッジの効いたエアロを装着するプリウス。スポーツハイブリッドカーを表現する。フロントの3連縦型ポジションがカッコ良い。
流れるボディラインが特徴のクラウン。この作り込みは素晴らしい。カラーも妖しげな輝きを放つシルバーを採用する。
VIP界の大御所KブレイクのLS。ワークスフェンダーを装着したスタイルだ。昭和の改造スタイルと現代カスタムを融合させた姿だ。
こちらもワークスオーバーフェンダーを装着するハチロク。現行モデルなのにフェンダーミラースタイルがお洒落だ。
ハロースペシャルのキャリートラック。GCハコスカのカラーリングがレーシーだ。オバフェン、チンスポ、ライトジャケット、ツライチホイールとツボを押さえた改造だ。
こちらもハロースペシャルの新作ハイゼット用のエアロキット装着車。イカツイ形状のエアロパーツに注目してもらいたい。軽トラもカスタムするとこんなにカッコよくなる。
プリウスαをベースにフルリメイクを施す。プレスラインで主張するフェンダーの仕上がりがポイントだ。バンパーの作りも独自性を感じる。
まさかのオデッセイ。シャコタンにハの字の鬼キャンスタイル。フェンダーからボンネットにかけて斬新なデザイン処理を施す。
かなり悪そうなムーブ。グループAダクト風の処理を施すボンネットがフロントセクションの特徴だ。
まさにケーニッヒスタイルといえるダクトを基調とした外装を装着するワゴンR。
とっても渋くワルな仕上がりのタント。空気の流れを表現するフェンダーがひときわ目を引く。
こちらはekワゴンがベース。ターボ仕様でパイピングとインタークーラーを目立たせるように工夫する。
とてつもない迫力のエリシオン。エアブラシでボディに龍を描く等、アート感覚満載の仕上げだ。
とてもライフとは思えない大きさと迫力。スポイラーの変更でクルマはこんなにも大きく様変わりする。
こちらもワゴンR。車種を説明しないとナンだかわからないほど改造が進んでいる。フェンダーもブリスターになっている。
凄まじい作り込みのクラウン。前後ともまさに圧巻のボディメイクを施している。これは凄い!!
黄金のボディを纏ったライフ。特別なクルマであることを主張する。バンパーを含めてワンオフパーツだらけだ。
落ち着きの中にも押し出しの強さと硬派なスタイルを漂わす。ボディにパールなのかラメなのか、どちらかが入っているので光り輝く。
とんでもなく凄い仕様のシーマ。ブリスターフェンダーにサイド管など、すべての処理が大胆な演出だ。
ワークススタイルのアリスト。VIPでありながらレーシーな仕様として作られている。ライトジャケットも良い感じ。
物凄く個性的な外装のゼストスパーク。流れるラインが印象的な演出である。
ガルウイングのエスティマ。外観よりも内装が凄くて魅せるオーディオカーとして仕上げている。
このアリストのシャコタンっぷりはハンパない。前後の鬼キャンっぷりも凄まじい。ホイールはマイスターを履かせている。
カワサキZ2のオリジナルラインアレンジ外装。白ベースに紫+ゴールドラインのマッチがとても良い。
こちらは名車マッハ。純正外装にチャンバー装着というシンプルな改造が逆に良い。片持ち3本チャンバーはお洒落だ。
CB750の当時車スタイル。風防も当時物だ。この年代のバイクはやっぱり味がある。
こちらは真っ白なCB750。愛知に多いポリス仕様の要素を取り入れている。
緑に黄色の組み合わせ。目に飛び込んでくるカラーリングのZ2。タンクに逆さミッキーが描かれていた。
往年のレーサーといった雰囲気のCB750。絞りハンにバンテージ巻のマフラー、旗棒、パーソナル無線アンテナなど、芸の細かさにも注目したい。