コース/オートポリス
街道レーサーがケツを流してドリフトしまくりのイベントが大分県のオートポリスジムカーナ場で開催された。THE九州を代表するレーサーたちが集まって、一斉にドリフトを繰り出す様子は凄まじい迫力。その模様を報告しよう。
タイヤがバーストするまで流しっぱ!!
九州の街道レーサーは走りでも目立つぜ!!

 ここは九州は大分県のオートポリス。街道レーサーが集まり、右へ左へマシンを自在に操ってドリフトを楽しむイベントが開催されるとの情報をキャッチ。早速、現地に向かった。
カウンターステアを当て、コーナー手前から豪快なドリフトを繰り出す走りは迫力満点!!
 九州といえば伝統の街道レーサーが数多い地域。デッパ、竹ヤリ、ロングノーズの超シャコタンがお決まりの仕様で、当日会場に集まったマシンも、まさに我々がいつも紹介している街道レーサースタイルであった。
 そして、九州らしく主張しまくりの派手なカラーリング。ベースは71系が多く、どのクルマも車体が底付きしているシャコタン車だ。
 通常こんなに低いクルマだとドリフトしにくいが、そこはスタイルを気にしながら、走りにもこだわる九州改造男児。バキバキに効かせたLSD、またはデフロックさせて、アクセルオンで簡単にリアがテールスライドする、ドリフト状態へ持ち込める仕様に仕上げている。
 タイヤもハイグリップではない物をあえて選んでいるので、なおさらテールが流れる。その光景は普段あまり見かけないので面白い。
 実のところ、街道レーサーは見てくればかりと思われがちだが、中には走りを極めたクルマも多く、ドライバーもそれを自在に操る高いスキルを持っている。
 今回は練習会をかねての開催だったが、レベルの高さを見る限り、ドリフトコンテストの開催もイケるのではと内心思ってしまうほど。新たな流れといえる街道レーサードリ。こうしたパフォーマンスは、我々にとっても歓迎すべき流行といえるだろう。
※動画を再生すると音が出ます。ご注意下さい。

会場の様子をお届け! 会場に続々と入る九州街道レーサードリフト軍団。先頭はレーシーな仕上がりのGノーズZだ。
ブタ目マークⅡにハコスカと車種バリエーションも豊富。様々な旧車が集まるのも街道レーサーイベントの魅力だ。
10ソアラの街道レーサー。ボンネット延長は福岡仕様の定番だ。
たぶんセリカXXなんだけど丸目4灯固定式ヘッドライトは初見。とても斬新な改造だ。
ずらりと並ぶ街道レーサー!! やっぱりGX71系が多い。ドリフトのため2.5Lの1JZターボエンジンに載せ替えている車両も多い。
とってもワルなスカイラインを発見!! ドリフトには不参加だったが、会場内で特別な存在感を放っていた。
とんがり突き出しボンネットを持つGX71マークⅡ。ラメ入りレッドが眩しい。
これぞ現代街道レーサーといったスタイル。ファルケンカラーも九州に多い。
こちらもきっちり仕上がったジャパン。やはりボンネットは延長している。
20ソアラはガルウイング仕様だった。これでドリフトを楽しむ。ぜひドア開けドリを披露してもらいたい。
なんちゃってパトカーも出動!! こいつの登場には驚いた。スカイラインはパワフルなドリフトを披露していた。
カッコ良いレーシングスタイルのセリカを発見!! ワークス仕様がキマッている。
鬼目のジャパンは迫力満点!! こんなのがドリフトして追っかけてきたら恐ろしい…
ピンクの迷彩カラーで目立っていた71マークⅡ。ドリフトテクニックも相当高かった。
豪快なドリフトで会場に訪れたギャラリーも大興奮!!
けたたましいタイヤのスキール音とモクモクと上がる煙。タイヤの焦げた匂いがあたり一面に漂う。







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