様々な仕様が存在する旧車會。その様子は族文化とは違って、個性豊かなカラーリングやデザインによってアピール度を高めている。誰よりも目立つために工夫を加え、独自の進化を遂げる「旧単車會カスタム」。その凄さを紹介していこう。
日本古来の神々を描く
まさに和文化を表現するアート作品

 見る者を魅了する圧倒的な存在を放つCBX400F。外装に描かれているのは和を表現する赤龍、月神、雷神といった神々達である。その周囲には幻想的な画を描き、独特の雰囲気を醸し出す。

1.HONDA CBX400F
Team:全九州絆會
Owner:絆
 和文化の象徴である族スタイル、そしてその流れを汲む旧車會。その不良イメージに、エアブラシによって描かれる画図がまさにハマった。  ただ目立つだけでなく、力強さと威圧感を漂わす単車の仕上げは闇夜では、とてつもない迫力の演出となる。海外から見れば、これは族車とは思わない。きっと和を表現するアート作品として認められるはずだ。  この単車のオーナーは、福岡が拠点の全九州絆會に所属している絆さんだ。仕様を見てもわかるように、福岡博多系の特攻単車らしく、ロケットカウルを持ち上げぎみにマウントし、超ロングな三段シートにエビテールカウルを装着する。目立ってナンボ、追いかけられるは本望と言わんばかりに主張する。まさに、この単車は「これが九州男児の男意気だ」と言わんばかりの仕上がりである。

 装着しているパーツもオーナーこだわりのアイテムだらけ。ブレーキはCBX550ダブルディスクで、ラッパは15連を装着。ハンドルはCB1000用ハンドルを流用し、BEET製パーツを多数装着。外装ばかりに目がいきがちだが、改造の方もレベルが高い。

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