旧車會仕様と言えば個性的なペイントだ。己を最大限に主張するための手段としてペイントは欠かせないアピール要素になっている。しかし、このペイントについては気になる点も多い。実は知っているようで知らない塗装に使う専用塗料や技法のギモンがたくさんある。中でも旧車會仕様のペイントで欠かせないのがラメ。通常のペイントに加えてひと手間かけることで仕上がりが大きく変わるアイテムだけに大人気だ。しかし、ひと口にラメといっても、実は様々な種類が存在している。大きさ、色、形などまさに多種多様なのだ。そこで、ここでは旧車會仕様に見られる代表的なラメについてを紹介していく。 A. ガラスフレーク どんな色に乗せても綺麗。白にギッシリ入れるとギラつきが濃いパールのような効果が得られる。 B. ピンクフレーク ピンクフレークなど色つきのラメフレークもオーナーのオーダーによっては使用する。ポイントメイクになる。 C. スピンドリフト 七色に光るラメ。ガラスフレーク同様、どんな色にも合う。他のフレークと併せて使うと乱反射して綺麗に輝く。 D. 六角シルバー(小粒) 六角シルバーは、もっとも一般的なフレークのひとつ。下地としても利用することがある。 E. 六角シルバー(大粒) こちらも一番使用率が高いフレークのひとつ。六角シルバーの大粒は、小粒に重ねて吹き付けるととても綺麗だ。 F. 7色フレーク(小) 原色やメタリックの上からまぶすように吹き付けると、いにしえの現役仕様を彷彿とさせる仕上がりになる。 G. 7色フレーク(大) 7色フレークはしっかり乗せると光を受けたときにフレーク同士が反射しあって綺麗に光り輝く。 H. 7色フレーク(特大) 7色ラメは暗めの色をベースにした方が反射がハッキリわかりやすい。遊び心がある人向きとされている。 I. ゴールドフレーク(小) 小粒のゴールドは7色と同じように塗装の上からうっすらと乗せると反射してゴージャス感が生まれる。 J. ゴールドフレーク(大) ゴールドもオーナーの依頼があれば使用するラメだが、金は比較的使用頻度も高い。 Q.2 ヤラレペイントってナンですか?